会社概要

業種建設業
本社住所長野県飯田市主税町18番地
従業員規模200
公式ウェブサイトhttps://www.kumashiro.co.jp

テレワークの概要

導入目的新型コロナウイルス感染防止・柔軟な働き方の選択ができる環境づくり
実施内容在宅勤務
対象人数85
実施人数10
開始時期2021年1月

テレワーク導入の経緯

弊社は飯田下伊那地域を中心に幅広い分野で工事施工を行う総合建設会社です。従業員の多くが現場従事者であるため在宅勤務の導入は難しいかと考えていましたが、新型コロナウイルスの流行をきっかけに2021年1月1日に制度化しました。妊娠中の方や未就学児の養育をする方、感染症の感染防止、作業能率の向上が見込める方など合理的な理由があると会社が認める従業員を対象に開始しました。

実施環境

  • ノートPCの貸与
  • VPN
  • ビジネスチャット
  • ウェブ会議システム
  • 社用携帯電話の貸与
  • IP電話アプリによるスマホ内線化

導入した制度・規定

在宅勤務規程を制定。事務業務、積算業務、設計業務、その他会社が必要と認める業務を在宅勤務の対象業務としております。

現状・今

建設業であるため、基本的に現場従事者は在宅勤務の対象となっておらず、事務職を中心として在宅勤務を実施しております。事務職につきましても出社が基本であり、子どもの体調不良や悪天候時など出社できない事由がある際に在宅勤務をするというような運用がメインとなっております。設備や環境は整っていても実際にテレワークを実施するに至らない従業員も多くいるのが現状です。

導入の効果

導入過程での一部業務のペーパーレス化や移動時間の削減などで業務効率の向上につながっております。

従業員の声・感想

「通勤時間の削減」や「悪天候時の交通事故などのリスク回避」など前向きな意見が多くございました。

また、子どもの養育のため短時短勤務制度を利用している方からは、普段から在宅勤務ができればフルタイムでの勤務も可能となり、子育てとの両立がしやすくなるという意見がございました。

一方で、子どもの看病のため在宅勤務をするという運用しかできていない方からは、業務効率化はあまり見込めていないといった意見もございました。

これから・未来像

事務職でも在宅勤務を実施しているのはほんの一部のみであり、その多くが限定的な活用です。今後はさらに取り組みやすいよう社内環境を整えていきます。

また、現場従事者についてもICTツールの活用や建設ディレクターによる現場支援など働き方の見直しを図り、多様な働き方ができるよう取り組んでいきたいと思います。

在宅勤務制度をより効果的に活用するためにも、社員のニーズの把握や情報収集に努め、弊社なりの時代に合った働き方というものを模索し、柔軟な働き方の選択ができる職場環境づくりに取り組んでまいります。