会社概要
業種 | OA機器販売業 |
本社住所 | 長野県飯田市松尾代田746-1 アザールビル1F |
従業員規模 | 38名 |
公式ウェブサイト | https://www.azure.jp/ |
テレワークの概要
導入目的 | 新型コロナウイルス感染対策 |
実施内容 | VPN接続で自宅から社内ネットワークへのアクセス ZOOMを利用したオンラインでの朝礼終礼会議 |
対象人数 | 23名 |
実施人数 | 23名 |
開始時期 | 2020年4月 |
テレワーク導入の経緯
弊社はIT系商材を販売している会社ですが、コロナ禍で社員の健康を守るため、これを機に率先して分散勤務をしようと考え、テレワークを実施し始めました。
弊社の事例を元に、お客様へも業務効率化提案をお奨めしています。
導入した制度・規約
社員を3班に分け、一日ごとに1つの班がテレワーク、他2つの班が出社するというサイクルで実施。コロナ警戒レベルが高い時期は逆に1つの班が出社、他2つの班がテレワークを行っていました。
また、班に関わらず、陰性だが体調の良くない場合や濃厚接触者となってしまった場合、更に学校や保育園等に子供が行けなくなった場合等、社員が希望する場合は申請をしてテレワークを行うことも可能となっています。
この制度運用のため「テレワークに関する規程」を作成しました。
現状・今
コロナ禍では感染防止の観点からテレワークを実施し、現在は警戒レベルに関わらずテレワークは1つの班が実施しています。
今後も問題点等を解消しながら継続をして行きたいと考えます。
導入の効果
- 現在誰がどこにいるのか、何時に会社に戻るのか等をよく確認する必要があるため、テレワーク実施前よりも互いの様子に気を配るようになりました。
- ハンコを電子化するきっかけになりました。
これから・未来像
コロナ禍に関わらず、柔軟な働き方の一環として、これからもテレワークを実施していきます。
難しかった点・苦労した点・解決策など
- 社員の自宅の端末に問題がある時や社内のルーターを取り換えた時には、繋がらない等のネットワーク上の問題が見られることもありました。
- タイミングによっては出社の班の社員の多くが外出する等、社内に残っている人数が極端に少なくなってしまうこともあります。あらかじめ外出が分かっている場合は、テレワークの社員に出勤を頼む等、社員同士で柔軟に対応しています。
会社・担当者としての感想
なかなか着手が進まなかったテレワークの導入がコロナ禍で一気に進み、それに伴う規程の作成や、ハンコ電子化等なるべく出社をしなくても良いような販売管理ソフトの改修等、テレワークの導入で大きく社内の環境・基盤の部分も変化が促されました。
従業員の声・感想
- 出社だと電話対応等、どうしても集中が途切れてしまう事がありますが、自宅にて一人で行えるテレワークならば集中できて快適です。
- 上記とは逆に、社内で色んな刺激がある状態の方が集中しやすいため、あまりテレワークは気が進みません。
- 濃厚接触者になった場合や陽性でも症状がない場合等、人との接触はできないが在宅であれば働くことができるという場合に、テレワークで仕事を進められるため良いです。
- テレワークがあると思うと、自然と自宅でもできる事・出社しなければできないことを洗い出すため、業務内容の見直しができます。
メッセージ・伝えたい事
業種や仕事内容によりテレワーク勤務が不可能なものもあると思いますが、実施するためには?どうすればできるだろう?を、皆で知恵を絞ることも必要だと考えます。
全員の同時スタートは中々難しいため、数人からでもスタートさせ、まずやってみる事が必要だと思います。 ある程度の資金面も必要となりますし、何より従業員を信じることが第一段階ですね!!