会社概要

業種教育・学習支援業
本社住所茅野市塚原1-3-21
従業員規模120名以上
公式ウェブサイトhttps://i-cube-education.jp

テレワークの概要

導入目的多様な働き方のトライアル
実施内容在宅勤務
対象人数26名
実施人数6名
開始時期2017年4月

テレワーク導入の経緯

アイキューブは、信州の教育を支え、「教育を変える」をテーマに次世代を担う子供たちの学習・成長を支えるサービスを提供しています。また、人材育成に対しても多くの時間を研修に費やし、資格・経験がない方でも、プロとしてより良いサービスを提供できるようにしっかり育成もサポートしています。

テレワークは、優秀な人材の離職を防止し、長くいきいき働いてもらうため、また、移動時間等の負担を軽減し生産性を上げるために、従業員の多様な働き方の環境づくりの一環として導入しています。

導入した制度・規程

育児・介護等に対して今後ケースが増える傾向にあるため、在宅勤務制度を導入しました。本部社員は月1回最終週金曜日に希望者で会社が許可した者は、在宅(テレワーク)勤務を実施しています。

実施環境

  • 社内共有サーバー整備:部署毎に使用方法やアクセス権限を厳密に運用することで、セキュリティ対策にも万全を期しています。
  • コミュニケーションツールの導入:2017年1月よりZoomを試験的に利用し、同年5月から全社員運用開始。県内全域のエリアマネージャーの移動の負担軽減につながりました。
  • テレワークに使用している基本ツール:ノートPC、スマートフォン、グループウェア(自社開発したものとサイボウズを併用)、電話、メール、Zoomが主。各部署が各々のニーズに合わせて、LINE、Slack、Chatworkなどを利用
  • 在宅勤務使用方法:始業・終業時刻には必ず上長に電話連絡をして、業務を開始・終了します。その日の業務報告は専用掲示板に日報という形で関係者に共有
  • オンライン会議システムの利用:Zoomを利用し、毎日のミーティングやお客様との打合せも顔を見ながら行えるようにしました。必要な情報を遅滞なく伝えられるようにしています

現状・今

Zoomミーティングはもはや当たり前になりました。テレビ会議、オンライン授業、保護者向けセミナー、社内セレモニー、採用面接(一次)、他社との打ち合わせ等に活用しています。

導入の効果

生産性向上につながっています。移動時間や実施場所等を気にせず、離れた場所(リモート・県内全域)で働く社員同士のミーティングが容易になりました。
社員のIT(ツール等)使用に対する知識(ITリテラシー)の向上につながっています。

従業員の声・感想

怪我等で移動が困難な際、仕事を止めることなくできました。Zoomは双方向性はありますが、人の熱が伝わりにくく、研修効果が低くなる場合もあります。対面、オンラインの線引きができればより良い活用ができると思います。移動が多い社員の負担軽減につながっています。

難しかった点・苦労した点・解決策等

出社して一緒に仕事をすることで、お互いを監視し合う側面があるため、その方が安心して業務に取り掛かれる社員もいます。
在宅勤務はセルフマネージメントができないと、逆に仕事の生産性を下げる場合もあるので、各々がより一層の責任感を持って業務に臨むことが必要です。

これから・未来像

全社一律で始めようとすると腰が重くなってしまうので、スモールスタート・スモールステップで、徐々に進めていきたいです。リモートワークの導入で働き方の幅が一気に広がりました。今後は女性活躍推進や家族の介護が必要な社員等にもっと活かしていきたいです。

メッセージ・伝えたいこと

在宅勤務においては、社員それぞれの仕事内容(性質)が異なるため、全てを同質化・均質化することは難しいです。
現状では、使用できる社員はまだ限られていますが、制度を導入しておくことで、社員のライフワークバランスに沿った運用方法を模索しながら、多様な働き方を検討・選択できる機会を提供し、社員満足度の向上を目指していきます。