会社概要

業種情報通信業
本社住所上田市材木町2-9-4
従業員規模16名
公式ウェブサイトhttp://eeplus.jp/

テレワークの概要

導入目的新型コロナウイルス感染予防
実施内容在宅勤務
対象人数16名
実施人数16名
開始時期2020年3月

導入の経緯

イイプラス株式会社は車載系のシステム開発をメインに、ソフトウェアの制作・販売や製品開発コンサルティングを行っています。

2020年に新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、東京のクライアント先で常駐していた従業員が在宅勤務をスタートすることになりました。その後長野県内での感染拡大に伴い、事務所で勤務する従業員も在宅勤務に切り替えていきましたが、セキュリティー面からもルール化の必要性を感じ在宅勤務規程を作成しました。

導入した制度・規程

感染症対策として、出社率50%以下にする活動を進めていました。以前から子育てや介護、私傷病等の理由で、在宅勤務を行うことがありました。そういった理由での利用も含めた形で在宅勤務規程を作成し2021年8月から正式に運用しています。セキュリティーの観点から作業場所は事務所と自宅に限定しています。在宅勤務を行う際は申請書を提出し、期間は最長1週間ですが何度でも申請することが可能となっています。、期間は最長1週間ですが何度でも申請することが可能となっています。

実施環境

Microsoft Teamsを利用し、Web会議やチャットでのコミュニケーション、スケジュール管理等を行っています。

  • 情報管理・共有はOneDriveを利用
  • ノートPCを会社が貸与

現状・今

コロナの感染が落ち着いている現在は、感染対策として在宅勤務を利用している従業員はいません。クライアント先の重要な情報を取り扱う業務のため、セキュリティー面や個々の労務管理の面で懸念事項はありますが、今後も状況に応じて柔軟に対応できるように準備をしておきたいと考えています。

導入の効果

感染対策時は事務所内の過密を避け、感染リスクを軽減することで安心して業務に専念する環境を整えることができました。また、在宅勤務制度の導入に合わせて社内規程の情報セキュリティーポリシーをブラッシュアップし、情報セキュリティー委員会で定期的に対策が行われているか確認することで、在宅時も含めたセキュリティーに対する意識を高めることができました。

難しかった点・苦労した点・解決策等

在宅勤務をスタートした当初はセキュリティー面において不安な部分もありましたが、明確にルール化することで改善することができました。コロナの感染予防として体調不良や発熱時には在宅勤務を認めていましたが、多少無理をしても在宅にて勤務をし、休暇を取らないという運用ケースが出てきてしまいました。本来休暇を取るべき状態でも在宅勤務で働けるという想定しない運用がなされてしまいました。在宅勤務はオンとオフの切り替えがしにくいという面もあるので意識的に自己管理をすることが必要だと感じています。

メッセージ・伝えたいこと

業務上必要なコミュニケーションはメールやチャットで補うことができていますが、対面する機会が減り雑談が少なくなってしまいました。感染状況に応じた対策をしているので、感染が落ち着いている時期に社員旅行を計画しています。

社員全員がコロナ禍での在宅勤務を経験し、それぞれがメリット・デメリットを感じていると思います。

規程や環境面は整えることができたので、今後も柔軟に対応しながらより働きやすい環境を目指していきたいと考えています。