
会社概要
業種 | 食品製造業 |
本社住所 | 長野県茅野市ちの172番地 |
従業員規模 | 153名 |
公式ウェブサイト | https://www.yatsugatakemilk.co.jp |
テレワークの概要
導入目的 | 新型コロナウイルス感染防止、ワークライフバランス向上 |
実施内容 | サイボウズ、オンライン会議 |
対象人数 | (ピーク時 30名)現在 29名 |
実施人数 | (ピーク時 27名)現在 10名 |
開始時期 | 2020年10月 |
テレワーク導入の経緯
新型コロナウイルス渦中の感染者数の増加にともない、感染リスクが増えることが懸念されていました。しかし、従来どおりの働き方では感染リスクを低減することは困難でした。そうした中で社員及び家族の安全確保、また感染してしまった場合に、周囲にウイルスを広めないためにも、テレワークの導入は必要でした。
実施環境
- 会社貸与ノートパソコン利用しています。
- サイボウズを利用し、コミュニケーション実施、スケジュール管理等行っています。
- オンライン会議は、ZoomやMicrosoft Teamsを使用しています。
導入した制度・規定
2020年10月には、「在宅勤務制度」として規程を作成しました。
対象は正社員、準社員・シニア社員・パート社員も利用出来ます。目的は、感染症対策だけではなく、従業員個々のワークスタイルに応じた働き方を確立し、仕事と家庭の両立を促進するとともにストレスなどの軽減により労働生産性の向上を図るためなど従業員の確保につなげる柔軟な規程になっています。
現状・今
現在、実施人数は減りましたが、お子さんが体調不良、本人、家族が感染症を疑われる場合などに制度を活用しています。
導入の効果
新型コロナウイルス対策で、事務職を中心に在宅勤務を実施したことで、感染リスクは極めて低くなり、事業継続という点で効果がありました。また、Web会議ツールを活用することで、接触する機会を減らし、双方への感染リスクも減らすことや、システムの有効活用が格段に進化しました。 従業員のワークライフバランスの向上にも繋がり、自宅から業務に当たることができるため、子供のお迎えなどで帰宅しなければならない場合でも、お迎えに行き、子供を見守りつつ業務を行うなど、家庭と仕事の両立を行っている方もいます。
これから・未来像
新型コロナウイルス対策が落着き、在宅勤務使用率が激減しましたが、ワークライフバランスの向上のため推進していきたいです。
難しかった点・今後の課題など
在宅勤務は集中して業務が出来るメリットがある一方、事務所に居る従業員の電話対応など負担も多くなってしまうデメリットも今後の課題となります。
担当者としての想い
工場なので、在宅勤務が難しい従業員が半数以上ですが、在宅勤務を利用し感染拡大を防げた事で、家族の安全も守れたと思います。さらに、早くに規程を確立したことで、スムーズに在宅勤務制度が定着出来たと思います。
従業員の声・感想
- 通勤時間が減り、自己啓発の時間に充てることができました。
- 子どもの体調が悪く、学校に行けない場合など看病しながら業務ができました。
- 冬場も大雪が予測出来る日は、前もって在宅勤務を申請できたので通勤の負担が減りました。
メッセージ
当初は感染対策が主でしたが、通勤時間削減などにより従業員のワークライフバランスを重視することで、健康増進にもつながっています。